宇野千代生家
生家は、錦帯橋から徒歩20分の旧山陽道沿いにあります。宇野千代自身によって、昭和49(1974)年に、ほぼ昔のままに修復されました。 現在の庭は梅、桜、紅葉、苔で彩られる日本庭園となっており、毎年秋には宇野千代を偲んで茶会が開かれます。 作品「薄墨の桜」のモデルとなった、岐阜県根尾村の老樹(樹齢1400年)に由来する桜も植えられています。
錦帯橋
千代も渡っていた錦帯橋。手紙でも紹介していました。 わが故郷岩国の錦帯橋は私にとりまして、 日本中に自慢しても自慢しきれないほどの大切な橋でございます。 錦帯橋は国指定の名勝であり、日本を代表する木造橋です。 橋の長さは、約193メートル(橋面に沿って約210メートル)、幅は約5メートル。 春は桜、夏は鵜飼いや花火の夜景、秋は城山の自然林の紅葉、冬は雪化粧と、四季折々の色彩豊かな景観が楽しめます。
岩国学校教育資料館
1871年に建てられた藩立岩国学校の校舎。 東芝の創始者の一人、藤岡市助や文豪国木田独歩、作家宇野千代などがこの学校で学び、当時のさまざまな教育資料や民俗資料、郷土資料を展示しています。
